「たいどう」の簡単な説明や種目についての動画を作りました! ⬇︎⬇︎
躰道(たいどう)は沖縄玄制流空手道から派生し、1965年に故・祝嶺正献最高師範が創始された新しい武道です。
躰道は体軸を変化しながら攻防を展開する武道で、5つの基本の動きである「旋・運・変・捻・転」と「運足」というフットワークを駆使した三次元的な動作が魅力です。躰道ではどのような状態、どのような視界からでも攻防を展開できることを目指します。
5つの動き(操体)
旋とは、旋回する動きです。素早く旋回することによって勢いに乗った突き蹴りを放ちます。
運とは、高く飛び上がる動きです。高く飛び、舞い上がることで攻撃をジャンプでかわしつつ、その勢いを技に乗せ相手を仕留めます。
変とは、体を倒す動きです。体を倒し相手の攻撃をよけ、頭を腰よりも低くして技を放ちます。
捻とは、体を捻る動きです。上半身と下半身を捻り、そのエネルギーで技を放ちます。
転とは、体を回転させる動きです。前転、バク転、宙返りなど、間合いを自在にはかり、相手を翻弄します。
躰道の3つの競技
法形
法形競技とは決められた型を演じ、【整美性】を競う競技です。男子は「体」、女子は「陰」の法形を通します。また調和をとり5人1組で同じ型を演武する団体法形という競技も存在します。5人の息の取れた動きは日々の練習の賜物です!
実戦
実戦競技とは1対1の組手形式で対戦する競技です。旋・運・変・捻・転の動きから繰り出される【技】と【運足】と呼ばれる動きを駆使して相手を制します。5対5で1人ずつ勝ち負けを決めていく団体実戦は応援する側も力が入ります!
展開
展開競技とは一人の主役が五人の脇役を時代劇の殺陣のように倒していき、【演武性】を競う競技です。主役に目がいきがちですが脇役五人は旋・運・変・捻・転の中からそれぞれ持ち技が与えられていて、脇役がどんな技を出しているのかも注目の1つです!